3dsMAXとは
1996年4月のNABでAutoDesk社が発表した3Dソフトウェア。当初からソースコードとソフトウェア開発ツールSDKが梱包されていたため、後にサードパーティからおびただしい数のプラグドインが開発される背景を作った
。
現在はAutoDesk社が買収したDiscreet Logic社が開発している。
3dsMAXの特徴
- 日本語版には英語版のCD-ROMもパッケージされている。
- 日本語ソフトには誤訳が少なからずある。
- 英語版を日本語Windowsで使用すると、すべての文字が表示されない部分が存在する。
- サポートはAutoDesk/Discreetが行わず、販売代理店が行う。
- 年間保守料は不要。
- Discreet社のライセンス契約によって、3dsMAXの譲渡や売買はできない(オークションなどで買わないよう注意!!!)。
- 3.0まではハードウェアキーによるコピープロテクトだったが、4.0からソフトウェアキーに変更。
- オンラインでのキーコード申請は3回まで。
モデラーの特徴
モデラーをポリゴン系、スプライン系と分類するなら、3dsMAXはそのいずれでもなく、しいて言うならデータフロー系。Vertexがモディファイアとコントローラーに設定された空間に浮いている感じ。
拡張性
サードパーティによって開発された有料、無料のプラグが魅力だが、MAXの場合、投げ縄選択、LW、Objファイルの入出力まで個人の作成したプラグに依存している。炎、髪の毛、クローズシュミレーションもまた他社による製品。
これらのプラグには上位互換性がなく、version3用に開発されたプラグはversion4では使用できない。もしサードパーティが上位バージョンへの開発を中止すると、そのプラグを使用したファイルは旧バージョンの3dsMAXでしか操作できなくなる。
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