3DMax
3dsMAX逆引き辞典

ワイヤーフレームでオブジェクトをレンダリングする

1.シーン全体をワイヤーフレームでレンダリング

レンダリングの設定。
「Rendering」
メニューの「/Render...」「Force Wireframe」をオンにする。すると、シーンのすべてのオブジェクトがWire Thickness: で設定した幅のワイヤーフレームでレンダリングされる。

「Rendering...」メニューの「Force Wireframe」。Forceとしか表示されない。

 

2.特定のオブジェクトのみをワイヤーフレームでレンダリング

マテリアルエディタでオブジェクトに対して設定する。
すなわち、「Shader Basic Parameters」ロールアウトのWire2-sideしをオンにして、「Extended Parameters」ロールアウトのWire/Sizeでワイヤーの太さを調節する。

1.のレンダリング設定は、マテリアルエディタの設定に上書きする。つまり、2.を行う時は「Rendering...」メニューの「Force Wireframe」をオフにしなければならない。

ヒント:

  1. ビューポートにはマテリアルエディタで設定したワイヤーの太さは反映されない。ワイヤーの太さをチェックするには、レンダリングする必要がある。
  2. Wireを太くすると、面でレンダリングしているかのような結果になる。
  3. 「Extended Parameters」ロールアウトのIn: Pixcelsをオンにすると、カメラとオブジェクトとの距離と無関係にワイヤーの太さは一定となる。 つまり、アニメーションでズームインしてもワイヤーの太さは変わらない。In: Unitsをオンにすると、ワイヤーの太さはワールド単位となる。